【9月16日(火)】
2025年9月16日 09時38分○ 10月行事予定を掲載しました。 メニュー ⇒ 行事・連絡 ⇒ 月行事予定 からご覧ください。
〒790-0826 愛媛県松山市文京町2番地2
電話 089-924-8588 FAX 089-925-9931
○ 10月行事予定を掲載しました。 メニュー ⇒ 行事・連絡 ⇒ 月行事予定 からご覧ください。
○ 来週9月16日(火)より、完全下校時刻が17:45になります。
○ 来週9月8日(月)より、完全下校時刻が18:00になります。
東中学校では明日から、新しい挑戦「ヒガシンカタイム」が始まります。
今日はそのオリエンテーションを全校生徒で行いました。
「生徒に学びを委ねる」この取組は、松山市の中学校ではおそらく初めての挑戦です。「自由進度学習」「探究学習」「自己調整学習」の3つが合体したような活動です。
東中学校が一歩ふみ出した姿を、ぜひ保護者のみなさん、地域のみなさんにも知っていただきたいと思います。
1コマ40分間
はじめの5分でゴール設定
最後の10分で振り返り
Googleスプレッドシートで全員の記録を共有
生徒は「何を・どこで・誰と・どう学ぶか」を自分で決めます。
一人で集中してもよし、仲間と相談してもよし。友だちの工夫を参考にしながら、自分の学び方をアップデートしていきます。
1️⃣ 生き方の変化
人生100年時代。学びは「学生の間だけ」ではなく、「大人になっても続けていくもの」へと変わっています。
そのために必要なのは、自ら学び続ける力です。
2️⃣ 社会の変化
一人一台端末や生成AIなど、教育の形も大きく変わってきています。社会の変化に対応し、さらに自ら変化を生み出していく人を育てる必要があります。
だからこそ、「座っていれば先生が教えてくれる」学びから進化して、生徒が自分で学びをプロデュースしていくことに挑戦します。
それが「ヒガシンカタイム」です。
まだ先生も生徒も、やってみないと分からないことがたくさんあります。
だからこそ、「挑戦すること」に意味があります。
東中学校は、生徒と先生が一緒になって試行錯誤しながら、よりよい形へアップデートしていきます。
オリエンテーションの様子です。生徒たちは目をキラキラさせて、やる気に満ち溢れています。
オリエンテーション後、教室に帰ってGoogle Classroomに今日の振り返りを入力しました。
オリエンテーションを終えた生徒の感想の一部です。
・今までわからなかったところや、放置していた疑問などを友達に聞いたり、逆に友達がわからないところは私が教えてあげたりしたいなと思います!
・自分でどこで何の勉強をするか、を考えて勉強するのはとても楽しそうだと感じました。校内で好きな場所や好きな人とすることができるので楽しみです。
・一人での勉強とは違う良さがあると思うので、ヒガシンカタイムだからこそできる方法で、学びを深めて、有意義な時間にしていきたいと思います。
・これからの未来で、変化を生み出せる人になれるように頑張ります。
すべてを紹介したいぐらい、前向きな意見がいっぱい出ていました。
「ヒガシンカタイム」から始まる新しい学びの文化に、これからの東中学校に、どうぞご期待ください!
本日は肢体不自由理解、高齢者理解、視覚障がい理解、聴覚障がい理解の4つの講座に分かれて体験学習を行いました。
肢体不自由理解講座では車いすバスケットボールを体験しました。実際に車いすに乗ったり、座った状態でボールを投げたりするなど、普段とは違う状況での活動を通してたくさんの気付きを得ることができました。
聴覚障がい理解講座では、愛媛県立聾学校の生徒のみなさんと交流体験を行いました。一生懸命練習した手話を使って、コミュニケーションを深めることができました。
視覚障がい理解講座では、講師の先生をお招きし、ガイドヘルプの体験や日常の困難さについてのワークショップを行い、質疑応答を通して理解を深めました。
高齢者理解講座では、東雲公民館で、高齢者福祉に携わる地域の方々と交流を行いました。レクリエーションや東中体操の披露をしたり、グループごとに、高齢者の方々の日々の楽しみや困りごとを話し合い、自分にできることを考えたりすることができました。
これまで、知識として知っていたことを実際に体験することで、新しい気付きを得たり、相手の立場に立って環境を見つめ直したりすることができました。今後の社会生活が豊かになるように、実践する力をさらに高めていってほしいと思います。
今回は、損保ジャパン愛媛支店から講師の先生方をお迎えして、「『逃げ地図』づくりワークショップ」を行いました。
「逃げ地図」の目的や作成方法について説明を受けた後、各班に白地図が配られ作業開始!ハザードマップを参考にしながら、危険地域を確認して地図に書き込んだり、避難場所にシールを貼ったりしました。さらに、3分間で歩ける距離ごとに道路に色を塗っていき、どのルートを選ぶと避難所まで何分かかるかを見える化しました。
作業後、生徒たちは地図を見ながら、
「自分が住んでいる地域は、比較的安全だった。」
「この地図で避難所からの時間を知ることができ、避難がスムーズにできそう!」
「思っていたよりもいろいろな所に避難場所があったので、災害が起こった場所からなるべく遠く、自分の家から近い避難場所に避難することが大切なのではないかなと思いました。」
「この地図をもとに、もう一度家族と相談したい。」
「家族と避難場所を決めたり、話し合ったりすることは重要だと分かりました。」
など、気付いたことを話し合い、発表しました。
今後も、さまざまな活動や経験を通して、防災知識や技術を身に付け、災害への備えを家族や地域で共有しながら、地域の頼れるリーダーへと成長していってほしいと思います。