今日の3・4時間目、思春期教室が開かれました。
まず、食愛♡kitchen(くうらぶ♡きっちん)の菊池準子先生から、「思春期の心と体の成長」についてお話がありました。自分の体の成長について正確な情報を知ることが誤った性の情報を見抜く力になることや、性についてポジティブなイメージをもってこれからの成長を楽しみにすることの大切さなど、たくさんのことを学びました。
その後の学級活動では、身近な生活の中で、性的いじめ・性暴力につながることをいつの間にかしてしまっていないかということをみんなで話し合いました。
《性=生》、「性」を考えることは、「生き方」を考えること。
思春期真っただ中の今、「性」と真剣に向き合い、考える、素敵な時間になりました。

☆生徒の感想☆
○今までは、心や体の成長・変化について、周りと比べて不安になることがあったりしたけれど、今日のお話を聞いて、周りと比べる必要はないのだと思いました。また、人によって、性暴力だと感じる度合いにも違いがあるので、相手の気持ちを考えて行動することが、とても大切だと思いました。
〇自分の体も相手の体も大切なものだから、乱暴に触ってはいけないことや、成長に伴う体の変化などが分かりました。今まで知っていたことも、知らなかったことも、分かりやすく説明してくださり、これからの生き方にもつながったと思います。自分の性のことだけではなく、異性のことも理解できました。体の成長とともに心も成長していくので、自分の考えも相手の考えもきちんと受け入れること、性別だけで相手を見ないことなど、大切なことをたくさん学びました。
〇多くの人は、自分の心や体に1つぐらいは悩みをもっていると思います。これまで、性に関して学ぶことがほとんどなかったので、今日は悩みを解決するのに、とてもいい機会になりました。本当に全く知らないことばかりで、一歩大人に近づけたような気がします。これからも大切な「性」のことをしっかりと考えていきたいです。
後期生徒会役員の任命式がありました。
校長先生から任命書を手渡される際、一人一人が、「よりよい学校にしたい」、「楽しい学校にしていきたい」など、今後の抱負を堂々と大きな声で述べることができていました。またその姿を真剣に見つめる生徒たちの姿にも頼もしさを感じました。
「守破離(しゅはり)」という言葉があります。これまでの東中学校の伝統を守っていくとともに、少し工夫を加えたり、新しいことに挑戦したりして、新しいメンバーと新しい東中の伝統を作り上げていってほしいと思います。校長先生からも、生徒会の役員だけに任せるのではなく、全員でより良い東中学校を作り上げていってほしいとの話がありました。
来月にはひんがし祭があります。新しい生徒会役員のもと、東中学校全員で素敵なひんがし祭にしていきましょう!みんなの「全力」が再び発揮されることを楽しみにしています!
前期生徒会役員の皆さん、本当にお疲れさまでした!よりよい東中をつくるために、表で裏で、力を尽くしてくれてありがとう。

家庭科の授業では、1年生がリンゴの皮むきと薄切りのテストに挑戦しました。
1人あたり1/8のリンゴを使い、丁寧に皮をむいて薄く切ります。
テストは2人組で行われ、1人が実技を行っている間、もう1人がタブレット端末で撮影します。撮影した動画はロイロノートで家庭科の先生に提出します。自分の動きを客観的に振り返ることができるのも、ICTを活用した東中ならではの学びです。
今日は、愛媛大学教育学部の1・2回生4名が授業のお手伝いに来てくれました。
1年生のクラスはおよそ38名と大人数ですが、教育学部の学生さんや支援員さんなど、7名もの大人が生徒を見守ってくれています。東中学校ならではの恵まれた環境の中で、生徒たちは安心して実技テストに臨むことができました。


<おまけショット>

同じ時間、体育館では保健体育科の「東中体操実技テスト」が行われていました。
音楽が聞こえてくると、先日の体育祭を思い出して思わず身体が動いてしまう1年生たち。楽しそうに踊るその姿に、見ている先生たちも思わず笑顔になりました。
本日、東中学校の体育祭を開催しました。
開始を1時間遅らせての体育祭決行!途中で雨がぱらつく場面もありましたが、それすら吹き飛ばすほどのエネルギーが運動場いっぱいにあふれました。
朝から大勢の保護者・来賓の皆様にお越しいただき、競技のたびに温かい拍手と声援が響き渡りました。運動が得意な生徒も苦手な生徒も、全力で挑み、達成感に満ちた表情がとても印象的でした。
学年団体種目では、これまでの練習の成果が随所に表れ、真剣なまなざしとチームの団結力が輝いていました。
3年生が披露した「本気ダンス」は圧巻! 観覧された方からは「邪念が洗い流されるような感動の涙を流しました」との声もいただきました。まさに東中生の魂を感じる瞬間でした。
普段から「東中生はとても素直でかわいい!」と言っていただきますが、まさにその言葉通りの姿が体育祭で表現されていました。仲間を信じて一生懸命に声を出し、走り、笑い、時に涙を流す姿は、東中生らしさそのものでした。
この素晴らしい一日を迎えられたのは、練習期間中からご理解・ご協力をいただいた地域の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
そして、生徒のみなさん。
今日見せてくれた本気の姿、仲間を思う気持ち、一人ひとりが全力で挑む姿に、先生たちは大きな大きな感動をもらいました。本当にありがとう!




連日、体育祭の練習が続いていますが、通常授業も元気に行われています。今日は、3年3組の理科の授業で「進化」の単元を題材にした「自由進度学習」が行われました。
この学習は、誰と、どこで勉強してもよいという「ヒガシンカタイム」の簡易版のようなスタイルで、生徒たちは自分のペースで学習を進めていました。教室のあちこちで意見を交わしたり、立って勉強する姿も見られ、自由な雰囲気の中にも集中した空気が漂っていました。
体育の後で少し疲れた様子もありましたが、脳はフル回転!生徒たちは、体育祭練習も授業も全力で取り組んでいます。これからも、自分らしい学び方を見つけながら、進化していってほしいと思います!

いよいよ今週の土曜日、10月4日は体育祭本番です。
明日は総練習が予定されており、運動場は日に日に熱気に包まれています。今回は、各学年が力を合わせて挑む団体種目をご紹介します。
<1年生> うずしおレース「わっしょい旋風2025」
四人一組になって棒を持ち、コーンを回りながら進んでいきます。クラスに戻ると、棒をくぐらせて仲間がジャンプ!今度はしゃがんで棒をよけて、次のチームにバトンタッチです。
みんなの息がぴったり合わないと成功しないため、声をかけ合いながら練習を重ねています。ジャンプがそろった瞬間、クラス全体に「やった!」という達成感が広がります。


<2年生> 長縄跳び「スマイルジャンプ」
クラスを15人ずつの「A・B・C」3班に分けて挑戦。A・Bは1分間、Cは2分間ジャンプをして、最高回数を合計したものをクラスで競います。作戦会議では「どのメンバーをどこに入れるか」「どうしたら全員が飛べるか」を真剣に考えています。
縄が回るたびに「いける!」「ナイス!」と声が響き、回数が伸びるたびに仲間の笑顔も増えていきます。クラスの団結力が試される種目です。


<3年生> ○人○脚&ムカデリレー「FOOT CAN SWELL界隈」
三人四脚、四人五脚、五人ムカデ、六人ムカデを組み合わせてリレー形式で競います。足並みをそろえるには声を合わせることが不可欠。3年生はどの学年よりも大きな声で、互いを励ましながら練習しています。
「どうすればもっと速く走れるか」「誰と組めば一番力を出し切れるか」作戦を練る姿には、最上級生としての頼もしさが感じられます。


どのクラスも「1位を取る!」という目標に向かって話し合い、工夫し、力を合わせて練習しています。順位は体育祭当日に決まりますが、目標達成のために仲間と汗を流し、声を掛け合っている時間こそが、かけがえのない経験だと感じます。
運動場には、今日も生徒たちの元気いっぱいの声が響き渡っています。体育祭当日、どんなドラマが生まれるのか、今からとても楽しみです。
9月には、愛媛大学から2名の異校種実習の先生を受け入れました。
英語科のN先生と美術科のT先生です。お二人とも、高校教員としての採用がすでに決まっており、将来の高等学校での活躍を前に、中学校での学びを深めるための実習でした。
1年生英語科の授業では、N先生を中心に三人称単数現在形を用いた言語活動に挑戦しました。いつもと少し違う雰囲気に、生徒たちは目を輝かせ、積極的に活動に参加していました。生徒にとっても新しい視点や表現に触れる貴重な時間となり、学ぶ楽しさを再確認する機会になったようです。


2人の実習生は3年生の学級に入り、朝の会、給食、清掃、終わりの会などの日常の場面を共に過ごしました。生徒たちは最初は少し緊張していたようですが、すぐに打ち解け、自然に交流する姿が見られました。学校は、様々な人と出会い、学び合う「出会いの場」であることを実感できる瞬間でした。
東中学校の強みのひとつは、こうして多くの実習生を受け入れ、生徒にとっても教職を志す方にとっても、成長できる環境をつくっていることです。今回の実習も、生徒・先生・実習生の三者が互いに学び合い、高め合う2週間となりました。実習を通して得られた経験は、きっとお二人が高校現場で子どもたちと向き合うときに生きていくことと思います。


本日、後期生徒会役員選挙が行われました。
これまで東中の生徒会活動を先頭に立って引っ張ってくれていた3年生から、後期は1・2年生へとバトンが渡されます。1・2年生がこれからの学校をどうつくっていくのか、大きな期待が高まります。
立候補した生徒たちは、これまで挨拶運動やポスター掲示などの選挙運動を続けてきました。今日の立会演説会では、それぞれが堂々とした態度で自分の思いを語り、学校をよりよくしていきたいという強い気持ちが伝わってきました。演説を聞いた生徒たちにとっても、「東中学校の今」と「これからの姿」を考えるよいきっかけになったことでしょう。
また、今回の選挙では松山市選挙管理委員会より記載台と投票箱をお借りしました。本物の選挙と同じ雰囲気の中で投票することで、責任ある一票の重みを感じ、将来自分たちが社会で投票に臨むときに生かしてほしいと願っています。
後期からは、新しい生徒会役員を中心に、東中生全員で自信と誇りをもって学校を動かしていきます。東中の未来を担う生徒たちの活躍に、どうぞご期待ください。


<おまけオフショット>
今日は3年生3人の、とびきりの笑顔をお届けします。
朝、校門では体育祭のリーダーたちが自主的に挨拶運動を行ってくれています。校長先生がカメラを向けると、元気いっぱいに応えてくれる東中生ーーーとっても素敵です。
さらに、お客様からもご好評いただいている正門を入ってすぐの掲示板には、国語科T先生による書が飾られています。力強くも温かい言葉が、生徒たちを毎日迎えてくれています。
東中学校の朝の正門には、よい笑顔・よい挨拶・よい言葉がそろっています。
今日も素敵な雰囲気に包まれて、1日が始まったのでした。

3年生は、陶芸活動の仕上げとなる「釉薬掛け」に挑戦しました。釉薬を掛けるのは初めての体験でしたが、実習生の先生にも手伝っていただきながら、無事に作業を終えることができました。
陶芸の魅力は最後に窯を開ける瞬間まで、完成の姿がわからないところにあります。釉薬の色や質感は焼きあがって初めて現れるため、予想と違う仕上がりになることもありますが、それもまた陶芸の面白さです。作品は愛媛大学に運び、これから大学の窯で焼成していただきます。
この陶芸体験を通して、生徒たちは、「今の自分にしかつくれない、世界にひとつだけのもの」を創りだすことができました。この活動をずっと支えてくださっている愛媛大学の原田先生は、「10年後もこの作品を大事に持っていてくれるとうれしいね」とおっしゃっていました。完成が待ち遠しいですね!

本日、松山市研修センターの白石拓也先生を講師にお招きし、「情報機器のよい使い手になろう」をテーマにご講演をいただきました。番町・東雲・八坂小学校の6年生と東中学校の全校生徒がZOOMでつながり、同じテーマについて学びました。
インターネットの利用時間の確認、SNSでの感じ方の違い、投稿写真に潜む危険性、そしてこれからの情報機器との付き合い方などについて、自分で考えたり、小学生や先輩・後輩の意見を聞いたりしながら学びを深めました。
小学生と一緒に学んだことで、「自分にとっては大丈夫でも相手にとっては嫌なことがある」など、相手の立場を考える大切さを改めて実感できました。年齢の違う仲間の視点に触れることで、自分の考えを見直す機会にもなりました。
生徒からは、
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検索履歴から情報が整理されて、自分の興味がある広告やサイトが表示される仕組みになっていることを初めて知った。
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自分は何とも思っていないような日常の写真からも、個人情報がバレてしまう可能性があると知って驚いた。
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情報機器は、便利な時もあればトラブルの原因になることもあるので、投稿前に確認することが大切だと学んだ。
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スマホを使用する時間制限を設けるなど工夫して、スマホ依存症にならないようにしたい。
といった感想が寄せられました。
今後も家庭や学校で話し合いを重ね、安心・安全に情報機器を活用できる力を育てていきたいと思います。

今日紹介いただいたアプリの設定も掲載しますので、ご家庭でもぜひご確認ください。
