【9月12日(金)】
2025年9月12日 06時52分○ 来週9月16日(火)より、完全下校時刻が17:45になります。
〒790-0826 愛媛県松山市文京町2番地2
電話 089-924-8588 FAX 089-925-9931
○ 来週9月16日(火)より、完全下校時刻が17:45になります。
本日は肢体不自由理解、高齢者理解、視覚障がい理解、聴覚障がい理解の4つの講座に分かれて体験学習を行いました。
肢体不自由理解講座では車いすバスケットボールを体験しました。実際に車いすに乗ったり、座った状態でボールを投げたりするなど、普段とは違う状況での活動を通してたくさんの気付きを得ることができました。
聴覚障がい理解講座では、愛媛県立聾学校の生徒のみなさんと交流体験を行いました。一生懸命練習した手話を使って、コミュニケーションを深めることができました。
視覚障がい理解講座では、講師の先生をお招きし、ガイドヘルプの体験や日常の困難さについてのワークショップを行い、質疑応答を通して理解を深めました。
高齢者理解講座では、東雲公民館で、高齢者福祉に携わる地域の方々と交流を行いました。レクリエーションや東中体操の披露をしたり、グループごとに、高齢者の方々の日々の楽しみや困りごとを話し合い、自分にできることを考えたりすることができました。
これまで、知識として知っていたことを実際に体験することで、新しい気付きを得たり、相手の立場に立って環境を見つめ直したりすることができました。今後の社会生活が豊かになるように、実践する力をさらに高めていってほしいと思います。
今回は、損保ジャパン愛媛支店から講師の先生方をお迎えして、「『逃げ地図』づくりワークショップ」を行いました。
「逃げ地図」の目的や作成方法について説明を受けた後、各班に白地図が配られ作業開始!ハザードマップを参考にしながら、危険地域を確認して地図に書き込んだり、避難場所にシールを貼ったりしました。さらに、3分間で歩ける距離ごとに道路に色を塗っていき、どのルートを選ぶと避難所まで何分かかるかを見える化しました。
作業後、生徒たちは地図を見ながら、
「自分が住んでいる地域は、比較的安全だった。」
「この地図で避難所からの時間を知ることができ、避難がスムーズにできそう!」
「思っていたよりもいろいろな所に避難場所があったので、災害が起こった場所からなるべく遠く、自分の家から近い避難場所に避難することが大切なのではないかなと思いました。」
「この地図をもとに、もう一度家族と相談したい。」
「家族と避難場所を決めたり、話し合ったりすることは重要だと分かりました。」
など、気付いたことを話し合い、発表しました。
今後も、さまざまな活動や経験を通して、防災知識や技術を身に付け、災害への備えを家族や地域で共有しながら、地域の頼れるリーダーへと成長していってほしいと思います。
職場体験も後半になり、少しずつですが仕事にも慣れ、緊張していた初日と比べると生徒の表情が柔らかくなりました。昨日の中間発表を受けて、挨拶や返事などを意識している生徒も多く見られます。「教えてもらう」だけではなく、「自分で考えて動く」ことを意識して行動できていた場面も多く、少しずつ社会人としての第一歩を実感しているようでした。また、うまくいかずに悔しい思いをすることもありましたが、失敗から学び、次につなげようとする姿勢が印象的でした。反省会を行うことで、課題を共有したり、仲間同士で励まし合ったりする場面も見られ、チームワークの大切さや次につなげることの大切さを感じているようです。
明日はついに最終日。一人ひとりがこの体験を通して、自分の成長を感じられるような一日にしてほしいと思います。最後まで気を引き締めて、学びの多い時間を過ごしてくれることを期待しています。