【3年生】総合的な学習の時間「福祉講座別学習」④
2023年9月15日 20時06分
今日は福祉の講座別学習のまとめとして午前中の時間を使い、交流学習が行われました。
「視覚障がい理解講座」では、だんだんパートナーズの皆様に来ていただき、一人で走ることに支障のある視覚障がいを持たれた方のランニングやウォーキングをサポートする体験をしました。活動を通して、視覚障がいのある方への理解が深まるとともに、積極的にコミュニケーションをとることの大切さや、同行援助の難しさを感じることができました。
「聴覚・言語障がい理解講座」では、愛媛県立松山聾学校を訪問し、モルックというフィンランドのスポーツを通して交流しました。今まで学習してきた手話やジェスチャーを使ってやり取りすることができました。今回、学んだことをしっかり生かすために、今後は、与えられた場所だけでなく、普段の生活の中で積極的にコミュニケーションを取りたいという思いが大きくなりました。
「肢体不自由理解講座」では、障がい者スポーツの車いすツインバスケットボールの選手を講師としてお招きし、交流会を開催しました。熱のこもった講話と競技用車いすを使っての実習を通して、日々の生活の過ごし方やどんな思いで競技に取り組んでいるのかなどを知ることができ、更に、このスポーツへの理解を深めることができました。
「高齢者福祉講座」では、愛媛県スポーツウェルネス吹矢協会の方々をお招きし、スポーツウェルネス吹矢を通して交流しました。老若男女を問わず誰もが手軽に楽しめるスポーツで、その呼吸法によってさまざまな健康効果があるそうです。実際に体験してみるととても楽しく、あっという間に時間が過ぎました。交流を通して、元気をいただくとともに、仲間の大切さややり続けることの大切さなどを学びました。
「地域福祉理解講座」では、東雲公民館で、地区社会福祉協議会や民生・児童委員、公民館関係者などいろいろなサロンの方に参加していただいて、交流活動を行いました。実際に地域で活動している方の話を伺い、地域で抱えている課題を知ることができました。また、地域を良くし、そこに住む人と人を繋げたいという思いで、たくさんの方が活動していることにも気付くことができたため、自分の住んでいる地域に貢献したい、という気持ちが高まりました。
午後からはお礼状を書いたり活動のまとめをしたりしました。
7月から今日までの学習で約50名以上の先生方にたくさんのことを教えていただきました。
これからは、学んだことを生かしながら地域の一員として、自分たちにできることを考えていきたいと思います。
先生方、本当にありがとうございました。